ママチャリに比べたら遥かに高額なロードバイク。いったいどれくらい高いバイクがあるのかって気になりますよね。
この記事では、671台のロードバイクを調べた中から価格の上位トップ10をご紹介します。
どんな金額でどんなバイクがあるのかがわかりますよ。
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高いロードバイクは何が違う?最先端技術が集約された高級車

高いロードバイクは普通のロードバイクと比べて、以下の点が異なります。
・使われる材料の質
・空力性能や軽さ
・コンポ
フレームやコンポに使われるカーボンの種類・質
高級ロードバイクの場合、フレームやフォーク、ハンドル・シートポストなどのコンポに使われるカーボンが違います。
各メーカーではバイクの価格帯や使用用途に合わせて、複数のカーボンを用意して使い分けます。
例えば、スペシャライズドのターマックSL-6スポーツ(販売価格396,000円)に使用されているカーボンは「FACT 9r」です。
一方、高級モデルであるS-WORKS TARMAC SL8(販売価格1,793,000円)に使われるカーボンは「FACT 12r」。
カーボンの材料や、繊維の重ね方などを細かく変えることで、想定される乗り手の力に合わせた硬さやしなり具合などを作り上げます。
極限まで追求されたエアロや軽量性
高級モデルのロードバイクでは、一般モデルに比べて空力性能や車体の重さが違います。
設計や風洞実験を繰り返してより最適なエアロを求め、作り出したエアロや剛性をロスせずに軽くするための実験を何度も行います。
上記のような一流の技術、科学力を用いて実験するため、高額にならざるを得ません。
プロがレースで使うイコール莫大なお金が動くため、実験回数も一般モデルとは比較にならないでしょう。
搭載しているコンポのランク
完成車での販売の場合、コンポのランクも違います。
例えば、20~30万円で売られている完成車では、シマノの105などが搭載されています。
105も十分良いコンポですが、高級バイクはロードレースのプロが使うことも多いです。
コンマ1秒を争う世界では、コンポ自体の軽さや変速の精度・スピードが重要となります。
少しでもロスを無くすため、高級バイクにはデュラエースなどの最高ランクのコンポが搭載されています。
ロードバイクはいくらから高い?

一般的な感覚からすれば、エントリーモデルでも価格が高いロードバイク。
いったいどれくらいの価格になれば、高級モデルと呼ばれるのかを解説します。
個人的な見解ですので、人によっては意見が違う可能性もあることはご了承くださいね。
完成車で100万円以上
コンポやホイールまで全てセットになっている完成車であれば、100万円くらいで高級車と呼ばれるのではないでしょうか。
エントリーモデルは15~30万円、40~60万円くらいでレースでも十分通用するものであると考えれば、そのさらに上で切りが良い100万円が一つのラインだと考えます。
フレームとフォークのみのフレームセットなら40~50万円くらいでしょうか。
高級モデルにアッセンブルされることの多いデュラエースDi2セットの販売価格がだいたい40万円くらいですので、ホイールやハンドルも合わせれば100万円を超えます。
世界一高い!?ロードバイクの最高額は約5000万円
世界で最も高いロードバイクは、トレックの「Madone Butterfly」です。
2009年のツールドフランスで使われたバイクで、ツアー終了後にオークションにかけられて50万ドル(当時の日本円で約5000万円)で落札されました。
次に高いロードバイクは14万ドル(当時の日本円で約1500万円)のCerevoでしょうか。
金属3Dプリンターで出力したセンサーを内蔵していて、生産数を世界で10台限定としたために驚くべき金額となりました。
チャリティーや限定販売のため、どちらも今は販売していないモデルとなります。
高いロードバイクに乗るメリット

高いロードバイクに乗るメリットは以下の通りです。
ステータスになる
高級なロードバイクに乗ることは一種のステータスになります。
洗練されたデザインのバイクやブランドの存在感は、ライダーの個性やこだわりを反映するものとなります。
ロードバイク愛好者の間で一目置かれる存在になりますし、同じ趣味を持つ仲間との交流も広がるでしょう。
一定の経済力も必要ですので、ライダー自身が経済的に成功していることを示す一つの象徴ともなります。
周りの人達が乗り手を見る目も相応の物になることでしょう。
所有欲が満たされる
ロードバイクが好きな人にとって、高級ロードバイクは夢の具現化です。
細部にまでこだわり、最新技術を駆使して洗練されたデザインは飾ってみても美しいです。
家の中に置いてあるだけで、日々の生活に多くの喜びと満足感をもたらします。
誰かに見せるものではなかったとしても、持っているだけでも心が充足するはずです。
空力性能・軽量性が良い
20万円のロードと200万円のロードでは、軽さや空力といった性能が違います。
人間をエンジンだとするなら、同じエンジンで走った場合、その他の性能が良いマシンの方が早いのは当たり前です。
例えばF1の世界でも、資金力があって車両の開発に十分な費用をかけられるマクラーレンやフェラーリといったチームが結果を出しています。
高級なロードバイクに乗ることで、そのハイレベルな性能を存分に味わうことができるでしょう。
高いロードバイクの選び方
高いロードバイクを選ぶときは、以下のポイントに気を付けると良いでしょう。
・性能
・ブランド
・デザイン
性能
100万円を超えるモデルともなると、どのバイクもすばらしい性能を有しています。
メーカーのホームページを見ても、前モデルからの比較が多く、参考にしづらい部分も多いでしょう。
わかりやすい指標としては、プロがレースで使用しているモデルがいいかもしれません。
例えば、2024年のツールドフランスで総合優勝を果たした、チームUAEエミレーツが乗っていたバイクは、コルナゴのV4-Rsです。
他にも総合2位のチームヴィズマが駆るサーヴェロのエアロバイク「S5」や、イネオス・グレナディアーズのピナレロ・ドグマFなどは、優秀なバイクとしても有名です。
高級なブランド
バイクをステータスとするなら、高級なイメージのあるブランドを選ぶのも一つの手です。
高級なイメージのバイクを持っているだけで、周りからは一目置かれることもあるでしょう。
腕時計で例えるなら、同じ200万円の時計でも、ロレックスとよくわからない中華製の時計では、相手に与える印象がまるで違います。
それだけブランドのイメージというのは強いです。
ロードバイクでいうなら、ピナレロ・コルナゴ・サーベロ・トレック・スペシャライズドは、調査している中でも高額なラインナップが多くありました。
ロードバイク乗りの間でも高級なバイクというイメージもあるはずですので、そういったブランドを選ぶのも良いかもしれません。
デザイン
自分にとって気に入る見た目かどうかは大事です。
いかに高級なバイクでも、見た目がイマイチだったり、気に入らなかったりすれば、見ても乗っても心が満たされないかもしれません。
カラーリングやフレームの造形など、デザインが気に入るものを選びましょう。
高いロードバイクランキング
当サイトが調査した671台のバイクの中から、金額で上位の高級ロードバイクをランキング形式でご紹介します。
できるだけ多くのブランドを紹介するため、各メーカーから1台ずつピックアップしました。
車種 | メーカー | 金額 |
---|---|---|
![]() NEW DOGMA F SUPER RECORD WRL | ピナレロ | 2,690,000 |
![]() S5 Disc R9270 Dura Ace Di2 | サーベロ | 2,530,000 |
![]() Colnago Y1Rs(Dura Ace Di2 仕様) | コルナゴ | 2,497,000 |
![]() OLTRE RC TEAM REPLICA SHIMANO DURA-ACE Di2 12SP [YTB03] | ビアンキ | 2,200,000 |
![]() ULTRALIGHT 9.5 | BH | 2,164,800 |
![]() SuperSix EVO LAB71 | キャノンデール | 2,100,000 |
![]() Madone SLR 9 AXS Gen 8 | トレック | 2,000,000 |
![]() Teammachine SLR01 TWO | BMC | 1,925,000 |
![]() S-WORKS TARMAC SL8 – SHIMANO DURA-ACE DI2 | スペシャライズド | 1,793,000 |
![]() TCR Advanced SL 0 Red(2025) | ジャイアント | 1,650,000 |
※価格は各ブランドの公式HPなどを参照しています。
堂々の1位!ピナレロ「NEW DOGMA F SUPER RECORD WRL」

高級モデル1位となったのは、ピナレロのスーパーレーシングバイク「NEW DOGMA F SUPER RECORD WRL」。
他のメーカーが平地用とクライミング用のバイクを出し続ける中、一貫してオールラウンドバイクを作り続けているイタリア製のバイクです。
ツールでも活躍していることからわかるように、どんな地形でも素晴らしいパフォーマンスを出すことができます。
世界でも最高クラスの高強度・高弾性の東レ製カーボンを用いて、新世代の横剛性レベルをもち、流線型フォルムの各パーツは高いエアロ性能を実現しています。
さらに特徴的なのは独特のフォーク形状です。
ウェーブフォークと呼ばれる波打ったような形でエアロ性能をあげるとともに、他のバイクにはないデザインで個性を演出。
勝てる、カッコいいバイクの代表格と言えるでしょう。
2位:サーベロ「S5 Disc R9270 Dura Ace Di2 完成車(2025)」

ツールを走るプロのレーサーが、過酷な山岳を覗くあらゆるレースで使用するバイクが「サーベロ S5」です。
S5の象徴であるV型のステムは、勝利の象徴。エアロへのこだわりと、スピードの追及を続けてきたバイクは、様々な大きなレースで上位に食い込んでいます。
レーシーなだけでなく、タイヤクリアランスは34mmまで確保されていて、快適なライドも楽しむことが可能です。
3位:コルナゴ「Colnago Y1Rs(Dura Ace Di2 仕様)」

最先端のテクノロジーが搭載されたエアロロード、それが「コルナゴ Y1Rs」です。
V字型のハンドル、シートチューブから独立しているシートポストなど、エアロを追求したことで独特の形状をしています。
ホイールに沿って湾曲するダウンチューブは、ミラノ工科大学との共同研究によって数値流体力学に基づいて、空気抵抗を最小限に抑えるための最適な形状となっています。
4位:ビアンキ「OLTRE RC TEAM REPLICA SHIMANO DURA-ACE Di2 12SP [YTB03]」

ビアンキのブランドカラー「チェレステ」が映える「OLTRE RC TEAM REPLICA」。
イタリア語で天空、碧空という意味を持つこの色は、老若男女を幅広く惹きつける魅力があります。
室内でもその美しさは変わることなく、保管時はインテリアとして人々を魅了するでしょう。
フレームはパワーの伝達が最適・最高になるように設計されていて、レースにおいてもその実力を遺憾なく発揮します。
5位:BH「ULTRALIGHT 9.5」

スペインが誇るロードバイクメーカー、BHからは「ULTRALIGHT 9.5」がランクイン。
パフォーマンスバイクにもかかわらず、フレームはBHのエアロマシン「エアロライト」の設計原則に従って作られています。
特徴的な形状をしているフォークはエアボウと呼ばれ、前にせり出したフォークがタイヤとダウンチューブのすき間を広げるため、空気の流れをより最適化します。
可能な限り軽く作られたこのクライミングバイクは、ペダルを踏むたびに軽やかさを感じられるでしょう。
6位:キャノンデール「SuperSix EVO LAB71」

上りも下りもどこでも早い、それがキャノンデールの「SuperSix EVO」、通称スシエボです。
超軽量カーボンでデザインされたフレームはキャノンデールの頂点に君臨します。
かつてエアロのシステムシックス、クライミングのスーパーシックスとすみわけされていたモデルは、スーパーシックスのエアロ性能が向上してきたことで統一。
軽量でエアロ、プレミアムなスーパーバイクになりました。
徹底的に無駄がそぎ落とされたシンプルさ、しかしバイク自体が醸し出すエレガントさは、高級車と言われたら誰もが納得するであろう美しいデザインです。
7位:トレック「Madone SLR 9 AXS Gen 8」

クロスバイクからキッズ用バイクまで手掛けるトレックも、高級モデルを出しています。
超軽量バイクであるエモンダと、エアロモデルのマドン、この2つが融合した究極のロードバイク、それが「Madone SLR 9 AXS Gen 8」です。
圧倒的に軽いだけでなく、トレック最高レベルのカーボンを使ったエアロに優れたフレーム形状が、平地、上り、下りで絶対的な速さを作り出します。
速さのために快適性を犠牲にすることもありません。
シートチューブから独立したような形のシートポスト「IsoFlow」が、段差ではたわんで振動を吸収し、さらにエアロ特性も向上しています。
高級モデルには珍しく、カラーリングが複数あるので、自分好みの色のフレームを選べるのも嬉しいポイントです。
8位:BMC「Teammachine SLR01 TWO」

軽量オールラウンドバイクである「Teammachine SLR01」。
スイスに本拠地を置くこのメーカーが作るTeammachine SLR01シリーズは、数々のレースでタイトルを獲得しています。
剛性、快適性、軽量性のトータルバランスをベースに、カーボンの組み合わせやジオトリーなど、設計シミュレーションで何万通りも繰り返し作り出されました。
軽量化を目標とせず、無駄を省くことで結果として軽量となったこのバイクは、シンプルですが、強く、カッコいいバイクと言えるでしょう。
https://e-ftb.co.jp/bmc/
9位スペシャライズド「S-WORKS TARMAC SL8 – SHIMANO DURA-ACE DI2」

エアロなだけ、軽いだけではなく、ちゃんと早いバイク。それが「S-WORKS TARMAC SL8」。通称エスタマです。
20年以上の月日を経て第8世代になったSL8は空力・軽さ・剛性、そのすべてに妥協せず、Tarmac史上最速となりました。
速さだけでなく、しなやかな乗り心地も実現。タイヤクリアランスも32mmと、太めのタイヤを選択することで様々な路面に対応できます。
10位:ジャイアント「TCR Advanced SL 0 Red」

台湾のバイクとして名高いジャイアント。
一般向けのモデルが広く普及していますが、ワールドクラスのレースバイクも展開しています。
超級山岳から平坦まで走れる軽量オールラウンドバイク、それが「TCR Advanced SL 0」です。
ジャイアントの中で最軽量で最も硬いフレームに、ホイール、コックピット、その他パーツまでが1つのシステムとして開発されるため、様々なメーカーのパーツを組み合わせるよりもエアロでユーザーフレンドリーな仕様になっています。
シートポストもフレーム一体型で、一般的なシートポストよりも約45gも軽く、エアロと乗り心地の向上に貢献しています。
フレームカラーはブラックラバ。ラバは溶岩のことで、火山口で煮えたぎる溶岩のような色合いです。